中日打線が今季最多18安打で10得点と爆発し、広島に快勝した。

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立浪和義監督の打線改造がはまった。開幕から先発起用の岡林の疲れを見抜き、スタメンから外した。代わって「2番右翼」に起用したドラフト2位鵜飼航丞外野手(22)が2号ソロを放つなど、2回までに先発全員安打で8得点。広島森下をKOした。人生初の2番を務めた鵜飼は「チャンス来いと思っていた」と笑顔。立浪監督は「鵜飼は相手からしたら長打がある打者で、プレッシャーがかかるのかなと2番にした」と説明。打線へのカンフル剤が機能し、不振のビシエドも先制打を含む2安打と結果を出した。

19日からは本拠地でのヤクルト2連戦。開幕直前の左足首捻挫で2軍調整中の高橋周の戦列復帰も近い。「最悪1個勝って帰りたかった。とりあえず良かった」。立浪監督は打線への手応えを土産に敵地を離れた。

▽中日木下(2安打2打点) (2回の適時打は)当たりは良くなかったが、気合と根性でイレギュラーしてくれました。

▽中日京田(1回左前適時打) 投手陣がいつも頑張っているので、何とかしたい思いでした。打てて良かった。

▽中日石川昂(2回2点適時二塁打) 走者を返せて良かった。

▽中日阿部(8回に3号2ラン) (広島に)攻められて苦しかったので、追加点が取れて良かった。

▽中日福谷(今季初勝利も5回8安打3失点を反省) 話にならない投球だった。自分の投球リズムがうまく修正できませんでした。