DeNAの斎藤俊介ファームサブマネジャー(28)が、ファームのトピックや選手情報などを紹介する「DOCKリポート~斎藤です~」が、ニッカンスポーツ・コムで5月からスタートします。第1回を前に、斎藤サブマネジャーの今をお伝えします。

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読者の皆さま、昨シーズン限りで現役を引退し、今シーズンからDeNAベイスターズのファームサブマネジャーを務めています、斎藤俊介です。5月から「DOCKリポート~斎藤です~」で、ファームの情報をお届けしていきますので、よろしくお願いします。

裏方として、チームに携わる今、いかに多くの人に支えられていたかを実感しています。当たり前のように試合ができるのは、いろんな方が動き、サポートしてくれているから。選手時代も感謝の気持ちを持っていましたが、裏側を知って、こんなに大変だったんだと実感しています。

その中で常に先を読み、事前に準備することが大事になります。物事が起きてからでは遅いので、いろんなことを想定しながら、次へ次へと動くように心掛けています。まだ、おんぶに抱っこのような状態ですが、周囲の方に助けていただきながら、日々取り組んでいます。

僕自身は、選手が話しかけやすい雰囲気や環境作りも、意識しています。まじめな話もしますし、時にはふざけた話とかもして、選手のことをもっと知れればなと。みんなからは「トゥーさん」と呼ばれています。最初、康晃さん(山崎)から呼ばれたんですが、ありがたいです。

練習中には打撃投手も務めていますが、「ありがとう」と言われたり、自分が投げた選手が試合で打った時はうれしいです。選手時代はケガにも苦しみましたし、ファームにいる時間が長かったので、気持ちは痛いほど分かります。実戦復帰したり、ステップアップした姿を見ると、本当にうれしいです。(DeNAファームサブマネジャー)

 

◆斎藤俊介(さいとう・しゅんすけ)1994年(平6)1月7日、千葉・佐倉市生まれ。成田、立大、JX-ENEOS(現ENEOS)を経て、17年ドラフト4位でDeNAに入団。2年目に1軍で16試合に登板した。通算0勝1敗、防御率5・76。昨季限りで現役を引退し、今季からファームサブマネジャーに就任した。練習では打撃投手も務め、球団公式モバイルでブログを執筆するなど、業務は多岐にわたる。