巨人打線が主砲・岡本和真内野手以外、全ての野手で左打者を並べるも、阪神青柳晃洋投手を攻略できなかった。

主将坂本や新外国人ウォーカーがベンチスタートで、立岡、香月、若林、松原をスタメンに配したが、苦しめられた。5回には無死一、三塁から若林の一ゴロの間に1点を挙げるも、2死一塁から吉川の大飛球を中堅手近本のジャンピングキャッチに阻まれて後が続かなかった。9回に岡本和が両リーグ最速の10号アーチを放つも反撃及ばず。青柳に2失点完投勝利を献上した。

投げてはエース菅野が3回2死一塁、佐藤輝に2試合連続被弾となる特大の先制2ランを浴びた。3回2失点で今季最短での降板。粘りきれなかった。

4回から登板した育成6位ルーキーの菊地は、支配下昇格&即デビューで躍動。最速154キロの直球で押し、2回無失点で反撃ムードを演出した。

しかし打線がつながらず、ビハインドのまま迎えた8回には、ここまで11試合に登板し、わずか1失点、防御率0.90と好投を続けていた鍬原が大山にソロ本塁打を被弾。

首位巨人が、最下位阪神に8勝中3勝目を献上した。

【ニッカン式スコア】29日の巨人-阪神戦詳細スコアはコチラー>