■星槎道都大6-0札幌大谷大

星槎道都大は1回1死一塁から、3番松下壮悟一塁手(4年=星槎国際湘南)が、右越えに今春のリーグ1号となる決勝2ランを放ち、流れを呼び込んだ。2回2死での第2打席は、中堅フェンス直撃の二塁打を放つなど、2安打2打点と気を吐いた。昨秋はコロナ禍の影響で10試合中5試合不戦敗により5位タイに終わっており「悔しい思いをした先輩の分まで、何とか勝って全国舞台に出たい」と19年以来3年ぶりの全日本大学選手権を見据えた。

 

■北海学園大9-0札幌大

北海学園大が新人の好投で春連覇へ好発進した。常谷拓輝投手(1年=札幌静修)が3点リードの7回から2番手で公式戦初登板し、2回無安打無失点3奪三振と好投。コールド勝ちにつなげた。札幌静修では投手兼内野手として昨春、3季通じ初の道大会4強に貢献。4月の加入後、JR北海道クラブとの練習試合で3回無失点と好投しており、開幕節からいきなりの抜てきとなった。「先輩たちが声をかけてくれたので、のびのび投げることができた」と振り返った。