猛虎だ! 阪神が今季初の6連勝を飾った。今季10勝20敗1分けで勝率は3割3分3厘となった。今季初の同一カード3連戦3連勝。巨人戦の3連戦3連勝は18年5月25日~27日(甲子園)以来。敵地の東京ドームでは13年5月6日~8日以来9年ぶり。首位巨人に9ゲーム差とした。

今季初先発の高卒3年目、西純矢投手(20)が7回1失点と好投し今季初勝利。プロでの自己最速タイ153キロの直球と140キロ台中盤のフォークボールで巨人打線に真っ向勝負。2回に許したウォーカーの4号ソロの1点だけに抑えた。

打線も西純の力投に応え、1点を追う6回、1死一、三塁から糸原健斗内野手(29)が左前へ適時打を放ち同点に。さらに2死一、三塁から梅野隆太郎捕手(30)が右前へ勝ち越し適時打を放った。梅野は「純矢も頑張って投げてくれていたので、一気に逆転することができてよかった」とコメント。8回には西純の代打糸井嘉男外野手(40)が1死満塁から中前2点適時打を放つなど、打者10人で一気に4点を奪い、巨人を突き放した。

この日のように6連勝のうち4試合が逆転勝ち。開幕から歴史的低迷をしていた虎が本来の力を発揮してきた。

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