日本ハム石川直也投手(25)がトミー・ジョン手術を乗り越えて、19年9月27日オリックス戦(札幌ドーム)以来954日ぶりに1軍登板を果たした。

7回に4番手で登板。先頭打者に二塁打を許したが、2番外崎から3者連続空振り三振で復帰登板を飾った。特に1死三塁で対戦した、この日2本塁打の山川からは147キロ直球で空振りを奪い、最後は134キロのフォークで空振り三振を奪った。最速は149キロをマークした。

石川直は20年の春季キャンプ終盤で右肘に違和感を訴えて戦線離脱。同年7月に実戦復帰初戦となった2軍戦で患部の状態が悪化し、同年8月にトミー・ジョン手術を受けた。

長いリハビリ期間を経て、昨年10月にフェニックスリーグで実戦復帰。今季はここまで、イースタン・リーグで11試合に登板し、1勝0敗1セーブ、防御率0・82という成績を残していた。BIGBOSS体制で守護神返り咲きを目指す156キロ右腕が、1軍の舞台へ力強い姿で帰ってきた。

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