DeNA投手陣が炎上し、大敗を喫した。4投手が被安打21で17失点。DeNAの17失点以上は、4-20で敗れた18年9月16日阪神戦(横浜)以来4年ぶり。今季2年目を迎えた三浦監督就任後では最多失点となった。被安打21は、22安打だった15年7月21日ヤクルト戦以来7年ぶり。

先発の東克樹投手が3回までに10安打7失点で降板した。1回先頭に四球を与えると、2番菊池涼にバスターエンドランを決められた。ここからリズムを崩して一挙3失点。3回にも西川に2ランを浴びるなど4失点した。「短いイニングでの降板となりチーム、中継ぎ陣に申し訳ないです」と反省を口にした。

4回から登板した宮国椋丞投手は、先頭の菊池涼から四死球を挟んで4安打を立て続けに打たれた。とどめにルーキー末包に満塁本塁打を浴びるなど6失点となった。

5回から登板した砂田毅樹投手も勢いを止められなかった。先頭の菊池涼に二塁打を浴びると、マクブルームに1発を浴びた。6回にも小園に本塁打を許し、2回4安打3失点となった。

7回から4番手で登板した入江大生投手も失点した。1死からマクブルームに、2打席連発となる4号ソロを浴びた。

同じ打者に何度もやられた。菊池涼、マクブルーム、坂倉、末包と4人に4安打を打たれた。1試合で4人に4安打は3度目のセ・リーグタイ記録で、DeNAでは球団初年度となる1950年(昭25)6月7日広島戦(十日町=三次)で打たれて以来、72年ぶりとなる。

試合前まで3・69だったチーム防御率は、一気に4・14まで悪化した。

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