3位巨人が今季初の5連敗を喫した。投手陣はDeNA打線を2回以降は無失点に抑えたが、打線がつながりを欠いて4安打1得点に封じられた。原監督は「もっと打たないとね。打線のチームだから。投手陣をカバーしてあげないといけませんね」と振り返った。

「1番」不在が痛い。打率3割4分1厘の吉川が4日広島戦で死球を受け、肩甲骨の骨挫傷で離脱。以降5試合は広岡、香月、湯浅が務めたが18打数1安打1四球で打率5分6厘、出塁率1割5厘で、チームも8得点。2番坂本主将の離脱も重くのしかかって打線が機能せず、5月は1勝7敗と下降線をたどっている。

首位陥落から3日にして、4位中日とは0・5差。現状打破に向け、元木コーチは「今のメンバーでやるしかないし、本当に全員で戦うしかない」と結んだ。

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