西武がソフトバンク東浜にノーノーをくらった。出塁は中村、山川の四球だけ。その走者も併殺打で消え、27人で片づけられた。

辻監督は「若い選手は未熟さが出た。もう少し粘り強くいかないと。打者がどういう待ち方をしているのか。打ち取られ方が悪い」と受け止めた。オグレディが妻の出産のため一時帰国し、源田、森は故障で欠く打線。栗山を4月17日以来のスタメンに抜てきするも、二塁を踏めず。指揮官は「この負け方を悔しいと思って次に向けてしっかりやります」と切り替えた。球団名が西武になって以降、無安打無得点に封じられるのは、00年エルビラ(近鉄)以来2度目だった。

▽西武松井ヘッドコーチ(ソフトバンク東浜に)「しっかり丁寧に投げていましたし、次回また対戦があるのでしっかり対策を練って選手たちに伝えていけたらと思います。やられたらやり返す。ただ、良い投球されましたね」

▽西武山川(ソフトバンク東浜について)「悔しいですが、最高の球がきていたので参りました。でも、ずっとやられるわけにはいかないので、次は打ち返せるように。ただ今日は完敗です」

▽西武外崎(ソフトバンク東浜について)「コントロール、質ともによかった。また全球種でストライク先行で攻められ、あまり見せ球もなかったという印象。今後も対戦することは何度もあるので、しっかりと反省し、次回に向けて対策を練っていきたい」

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