楽天が今季初の3連敗を喫した。2回に先制を許すも、1点を追う6回1死一塁で、島内が右中間へ逆転の3号2ラン。今季被本塁打がなかった高橋から1発を放ち、連続無失点を30イニングで止めた。勢いに乗りたかったが、直後に先発滝中が無死二塁で外崎に左前へ同点適時打を献上。2死走者なしで中村に左中間へ勝ち越しソロを浴び、逆転を許した。

7回以降は打線が無安打に封じられた。石井GM兼監督は「なんとか滝中にしのいでもらいたかった。展開的にはしっかりと2-1のゲームというのが理想的だった」と唇をかんだ。

球団最長の11連勝が11日に止まり、12日は今季初の連敗。嫌な流れが続くが、打線の粘りや、西川と辰己が本塁で補殺するなど守備の踏ん張りも見えた。指揮官は「年間通してどんな試合でも集中していけることが大事。長丁場だからこそ、今まで通りしっかりとやってくれればいい」と前を向いた。

▽楽天島内(6回1死一塁で右中間へ3号2ラン)「(前回ベルーナドームでの西武戦で)併殺を2つ打っていたので、それもあって打ちたかった気持ちはありました。前の時打てていなかったので、打てたのは良かったです」

▽楽天滝中(先発し5回2/3を7安打3失点)「先制されたのと、点を取ってもらった後の失点ですね。(6回中村の勝ち越しソロは)一番やってはいけない結果になってしまいました。本当に申し訳ないです」

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