楽天アラン・ブセニッツ投手(31)が15日、出場選手登録を抹消された。

14日西武戦の7回に2番手として登板。1死一塁で、愛斗の打球が右足に直撃。マウンド上に倒れ込んだ。治療のため、自力でベンチに戻ったが、そのまま降板となっていた。石井GM兼監督は「ちょっと厳しいかな。10日では無理なので登録抹消したんですけど。骨とかにも異常はある感じ」と説明。16日に都内で精密検査を受ける予定。

ブセニッツは14日の試合前時点で今季11試合に登板し、防御率0・84と抜群の安定感を誇っていた。指揮官は「チームとしては痛いですね。でもその中でやっていくしかない」とした。これまでも守護神松井裕までつなぐまでの終盤のセットアッパーを固定せず、宋家豪や安楽らを流動的に起用してきた。13日には、右太もも筋損傷などで離脱していた昨季54登板の酒居が今季初昇格。石井GM兼監督は「7回、8回は決めているわけではない。いない中で今まで通りやっていきます」と話した。

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