バイタルネットは五泉クラブに12-0で7回コールド勝ちし、今日21日の決勝リーグに進出した。先発の永島一樹投手(24)が3回を投げ7奪三振の快投。3回33球、打者9人で仕留める完璧な投球で後続にマウンドを譲った。「ストライク先行のいいリズムで投げられた」。9アウトのうち三振以外は二ゴロと一直。外野に打球を運ばせなかった。

「『1』を大事にして投げた」と永島。先頭打者、初球を大事に。そして一番大事な1次予選1試合目のマウンドだった。「一番信頼している投手」と永島を評した佐藤英司監督(43)は「4、5回も投げさせたかったが、ほかの投手の状態を上げたかった」と7回で5投手をつぎ込んだ。

5投手の継投で無安打ゲームも決めていた。許した走者は1失策、3四球の4人だけの完勝だった。先発で3回を“パーフェクト”快投を演じた永島は「みんなで一致団結した」と投手陣全員での勝利を強調していた。