巨人中田翔内野手(33)が、古巣日本ハムの本拠地・札幌ドームに昨年8月に巨人移籍後初めて凱旋(がいせん)し、初打席で快音を響かせた。1点リードの7回2死一、二塁、増田陸の代打で登場すると、札幌ドームの両軍のファンから大きな拍手で迎えられた。

フルカウントから、古巣で長年苦楽をともにした同期入団の宮西の外角144キロ直球を捉え、中前適時打。14年間過ごしたかつてのホーム球場での一打に、右拳を突き上げるガッツポーズ。「相手投手が同期入団の宮西さんで力が入りました。宮西さんからタイムリーヒットを打ててうれしいです」と喜びをかみしめた。

札幌ドームで打点を挙げるのは、21年6月8日阪神戦で三ゴロ間に挙げた1打点以来、約1年ぶりとなった。

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