連敗を2で止めた巨人原辰徳監督(63)だが、反省点を口にした。先発シューメーカーは6回3失点と粘りの投球で2勝目。打線は5回に相手守備の乱れもあって打者9人で4得点。ベンチスタートだった中田が7回に代打で適時打、9回に12球団制覇となる5号2ランでとどめを刺した。
試合後、原監督の主な一問一答は以下の通り。
-中田が3打点
原監督 チームにとってもね、彼にとっても、彼のファンにとっても、非常に良かったと思います、良い意味で何かきっかけとして、続けていってくれればいいなと思います
-中田は途中から入った。切り札の1番手だったのか
原監督 そうですね。ナカジ(中島)と2人がいてくれたんでね。まあ、あそこまで回ってくれると守備という意味でも固まるので、そういう意味では非常にタイミング的には良かったかなというふうに思いますね。いいヒットが出ました
-中田は12球団からの本塁打
原監督 もちろん12球団からホームランを打つということも素晴らしい金字塔でしょうけど、たくさんホームランを打つということはさらにもっといい金字塔になりますから、それを目指して欲しいですね
-打線では2番に松原。狙いは
原監督 ずっと連戦で、ポランコも少し休養をとらせた方がいいだろうというところで、元気いっぱいの松原をスターティングでいこうと
-その松原は5回に貴重な決勝打
原監督 まあまあ、あそこは良かったけど(8回)ノーアウト、ランナーセカンドという場面でね(犠打失敗)、あそこですね。細かいことは言わないけど、へへへ(笑い)
-増田陸もプロ初スタメン
原監督 結果はともかく、でも振り逃げは非常に大きかった。彼の持っている闘争心というかね、いいものが出たと思います
-ウォーカーは3本の二塁打
原監督 少々このところストレスがたまっていたみたいでね。今日は非常に価値ある3本のヒットだったね
-シューメーカー
原監督 役割としては6回3失点というのは良かったと思います。ただ、もう少し内容的なことをすると、本人も少々、反省の弁はあると思いますね
-北海道の巨人ファンも、ビッグボスとの3戦目も楽しみにしている
原監督 今日はある意味、少し助けられたかなというところはあります。しっかり、がっぷり四つに組んでね、しっかり戦っていきたい
-逆に言えばミスにつけ込んで4点を取ったとも
原監督 つけ込んだというか、助けられたということだと思いますがね。勝ったとはいえ、わが軍にもかなり反省点のあるゲームでした。細かいことは言わないけど