西武山川穂高内野手(30)が「12球団本拠地本塁打」を達成した。

2回。阪神西勇の143キロシュートを捉えた。打った瞬間に、それと分かる完璧な一発。甲子園の広い左中間も、フェンスを越えるには十分すぎる当たりだった。今季17号先制本塁打となった。

これで通算194発目。これまでパ・リーグ6球団の本拠地はもちろん、セリーグ5球団の本拠地でアーチを放ってきた。東京ドーム、バンテリンドームが3本、神宮、横浜スタジアムが2本、マツダスタジアムが1本。しかし、甲子園だけは…ノーアーチ(オープン戦を除く)という状態だった。

「手応えはバッチリでした!。(1回に)エラーしたので、取り返さなきゃと思って打席に入りました」」。これで全12球団本拠地で1発を放ったことになった。「うれしく思います」と語った。