阪神が今季13度目の0封負けを喫し、首位ヤクルトが勝ったため、54試合目で自力優勝が消滅した。

百北幸司球団社長(61)は試合後、取材に応じ「まず、ファンの方に非常にご心配をおかけして申し訳ないというふうに、まずは思います」と、ファンに謝罪した。

00年以降では01年の67試合を大幅に超える球団最速での自力優勝消滅。20勝33敗1分で借金13の最下位に低迷を続けている。百北球団社長は「ただ、今日で残り90ゲームを切ったところ。十分に試合数は残っていますので、我々チームとしましては決して諦めることなく、前向きに戦っていきますので、引き続きご声援お願いしたいと思っております」と、残り89試合を全力で戦うことを誓った。

▼阪神は今季の自力優勝の可能性が消滅した。阪神は今季残り89試合に全勝しても、最終成績は109勝33敗1分けで7割6分8厘。ヤクルトは残る阪神戦13試合に全敗しても、他球団との79試合に全勝すれば110勝32敗1分けで7割7分5厘となり、阪神を上回るため。シーズン54試合目での消滅は、00年以降では01年の67試合を大幅に更新するワースト記録となった。

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