打撃好調を維持したまま、鷹の選手会長が帰ってきた。新型コロナウイルス陽性者との濃厚接触の疑いがあったため、25日DeNA戦から5試合を欠場していたソフトバンク今宮健太内野手(30)が31日、出場選手登録され、スタメンに復帰。チームの再奪首に貢献し「試合の間隔が空いていましたが、そこは意識せずに、試合に入ることができたので、いい結果を出すことができたと思います」と振り返った。

2回2死で左翼線へ二塁打。4回1死でも中前打を放ち、今季16度目のマルチ安打を記録。8回は相手失策で塁に出ると、明石の適時打で決勝のホームを踏んだ。4打数2安打で、リーグ2位の打率は3割4分9厘に上昇。特に5月は、18試合で62打数26安打。12球団トップの月間打率4割1分9厘で1カ月を終えた。

5度のゴールデングラブ賞受賞歴がある自慢の守備でも、ファンを喜ばせた。4回2死で巨人大城の中前に抜けそうなゴロを横っ跳びで捕球し、一塁への正確な送球でアウトに。6回無死一塁でもウォーカーの二遊間へのゴロに飛びつき、体勢を崩したまま二塁へトスしてアウトにした。接戦で、攻守に存在感を発揮した。【山本大地】

ソフトバンクニュース一覧はコチラ>>