西武と巨人のOB9人が7日、西武鉄道の貸し切り電車でファンと交流する「レジェンド・エクスプレス・ツアー」に参加した。同日からの交流戦、西武対巨人3連戦(ベルーナドーム)に合わせたイベント。池袋駅から西武球場前駅まで乗車し、トークショーや記念撮影を行った。

参加したのは西武OBが平野謙、松沼博久、石毛宏典、西崎幸広の4人。巨人OBが鹿取義隆、定岡正二、槙原寛己、村田真一、角盈男の5人(敬称略)。

石毛氏は「久々にファンの目の前で生の声を聞かせてもらい、発信させていただいて、いい気分を味わえた。西武は故障者が多くてなかなかフルメンバーで組めない状況ですが、巨人戦という起爆剤をもらって、辻監督中心にライオンズの底力を発揮してほしい」と笑顔を見せた。

角氏は「交流戦を制するものはペナントを制すと言っても過言ではありません。うち(巨人)はちょうどいいとこ(順位)にいますんで、1位のヤクルトを追いつけ、追い越すには、ここで3連勝しないといけない。頑張ってもらいたい」と後輩たちにエールを送った。