「鋼のエンペラー」の異名を持つ格闘家の皇治(33)が始球式を務めた。

親交のある杉本裕太郎外野手(31)を相手にダイナミックなフォームから力のある球を投げ込んだ。外角にわずかに外れたが、大きな拍手が起こった。

事前に、ツイッターで気合のこもった投球練習の様子を公開。「おもいっきり投げたろ」と宣言していた通りの熱投だったが「ドラフト(指名)を狙っていたのに、あれじゃ来ないですね。格闘技より悔しい。ほんまに悔しいなあ。キャッチボールはよかったのに」と苦笑い。

マウンドを降りると杉本のお尻を軽くキックした。「去年優勝したチームの始球式ができて光栄です。京セラドームに立たせてもらって、うれしかったです。今年は日本一になってほしい。ラオウ(杉本)がちょっと調子悪かったでしょ? さっき言ったんです。テングになってるんちゃうかと」と笑わせた。

【ニッカン式スコア】7日のオリックス-ヤクルト戦詳細スコア