「関西ダービー」の先手は虎が取った!

阪神大山悠輔内野手(27)が、オリックスに先制パンチを浴びせた。初回2死一、二塁。山崎福の外角148キロをギリギリまで引きつけ、右翼線付近へ技ありの適時二塁打とした。

「追い込まれていたので、コンパクトにスイングすることを心掛けていました。初回のチャンスで先取点を取ることができて良かったです」。ソフトバンクに2試合連続完封負けを喫していたチームに、22イニングぶりの得点をもたらせた。

大山は6月、この打席で28打数13安打、打率4割6分4厘、5本塁打、13打点と驚異の成績を残している。

チームは京セラドーム大阪での試合に限れば、開幕戦だった3月25日ヤクルト戦の4回以来、24イニングぶりの得点。過去、同球場でのオリックス戦は6勝14敗、1分けと苦戦しているが、主砲が初回にチームに勢いを与えた。