阪神が関西ダービーに快勝し、交流戦初優勝に望みをつないだ。

エース青柳晃洋投手(28)が2度目の中5日登板で7回無失点と好投した。絶好調の大山悠輔内野手(27)が初回に先制二塁打、5回に14号3ランと爆発した。

矢野燿大監督(53)の一問一答は以下の通り。

-毎回だが青柳が素晴らしい投球

「当たり前になってきたもんね。当たり前のレベルがスゴい。左打者を並べてきても、苦にする感じには見えない」

-交流戦で点を取られなかったというのもすごい

「そんな簡単なことじゃない。点差が開くと難しい部分もあるがそれも関係なく、ゼロでいってくれたのは後半につながると思う。素晴らしいピッチング」

-攻撃では大山が先制打といいところでのホームラン

「最初のタイムリーも見事。結果的にセンターから左方向が多いんだけど、バッティング練習でもセンター方向に返しているのがああいう結果にもつながっていると思う。3ランばっかりやもんな」

-敵失につけ込めた

「いいようにとれば、うちはしっかり走るということをやっているから。近本がベースに近かったというのがもしかしたらあるかもしれない。(中野)拓夢が二塁でセーフになったこととか、ああいう小さいところが結果的に(大山)悠輔のホームランにつながる。そういうのを大事にしているんで、しっかりやってくれたと思います」

-近本が3安打

「固めて打てる打者やし。毎年スロースターター的なところがあるから、研究熱心というか、いろいろ自分で考えてやっている選手。今は3番やけど、3番であればもっと走者をかえす打撃もしてもらってもいい。チカが出れば(佐藤)輝と悠輔のところで重圧をかけながら、長打を警戒しないとダメという攻撃になる」

-明日は山本相手で注目される

「いい投手って分かっているからね。チャンスが何回もあるわけじゃないし、ラッキーな形で点を取れるということはない。足を絡めたりとか、いろいろなことをやって1個進めていって点を取っていくしかない。1番いい投手を打ち崩せたら、後半も波に乗れると思うし。今日勝っていい形を作れたので、そういう攻撃をしたい」

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