西武高橋光成投手(25)は淡々と仕事に徹する。

17日オリックス戦に先発。開幕から金曜日に投げ続け、中6日のローテを守り抜くエースは、リーグ戦再開の先発マウンドも任された。

調子の上がるオリックス打線に対し、「1人1人切って、流れを引き寄せたいです」と力を込めた。現在4勝6敗。ここ4戦は好投が報われなかったこともあり、4連敗と白星に恵まれない。それでも「気にしていない。自分のやるべきことに集中し、いかにそれを淡々とできるか」と意に介さない。13、14日の全体練習の休養日も、リフレッシュしつつ、体を動かして調整に励んできた。

辻監督は「ローテーションをしっかり守って投げているのがエースの条件」と、これまでの働きを評価。その上で、オリックス戦に向けては「点をやらないように、初回から飛ばして行けるところまで行ってくれれば」と求めた。投げ合うのは、規定投球回に1イニング足りていないものの、防御率1・29の山岡。難敵だけに「どんな形であれ、勝つピッチングをしてもらいたい」と期待した。

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