阪神が初回にDeNA先発のノーヒッター左腕いまながを攻略し、一挙4点を奪って逆転に成功した。7日の日本ハム戦でノーヒットノーランを達成して以来のマウンドで、1番島田海吏外野手(26)がいきなり中前安打。続く中野拓夢内野手(25)は2球連続で送りバントに失敗したが、強攻に切り替えた3球目に左安で無死一、二塁にチャンスを拡大した。

2死後5番大山悠輔内野手(27)が四球を選び満塁。6番糸原健斗内野手(29)が左前へ先制2点適時打を放つと、さらに2死一、二塁から7番山本泰寛内野手(28)が左翼手の頭を越す2点適時二塁打。初回の守りで自らの失策から先制点を奪われていただけに、汚名返上の一打となった。

阪神は今季ノーヒッターと3度目の対戦となる。5月27日ロッテ戦(ZOZOマリン)では完全男の佐々木朗に6回無失点に抑えられ、6月8日ソフトバンク戦(ペイペイドーム)では東浜にも6回無失点。3人目の今永からようやく得点を奪った。

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