巨人のエース菅野智之投手(32)の好投は報われなかった。この日の最速144キロながらも、カーブやフォークといった変化球を丁寧に駆使して中日打線を翻弄(ほんろう)。8回2死満塁で代打を送られたが、7回6安打4奪三振で無失点と、中日大野雄との投手戦を演じた。登板予定だった9日の西武戦を発熱で回避し、中14日ぶりの先発だった菅野は「丁寧に低めに投げることを意識していきました。その中で誠司(小林)がうまくリードしてくれて0点に抑えることが出来ました。しっかりとコンディションを整えて、次の登板も良い投球が出来る様に頑張りたいです」とコメントした。

チームは8回、2番手今村が1死一、三塁のピンチを招いて降板。3番手ビエイラが2死二、三塁から阿部に2点適時打を浴びた。リーグ再開初戦で無得点負けを喫し、3連敗となった。

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