交流戦Vのヤクルトが、勢いそのままにリーグ再開勝利し、今季初の6連勝を飾った。

2点リードの4回1死一、三塁で、サイスニード投手(29)がバスターエンドランに成功。左前適時打で来日初打点を挙げた同投手は、投げても自己最長の8回を6安打1失点で4勝目を手にした。高津臣吾監督(53)は、戦術面の明言は避けたが、下位打線からの積極攻撃で全員一丸となり、2位巨人とのゲーム差を「8」に広げた。

  ◇  ◇  ◇

▼ヤクルトが41勝21敗1分けで貯金20。開幕63試合目で貯金20は、日本一になった97年の66試合目(6月29日に43勝23敗)を上回る球団最速ペースだ。これで2位巨人とは今季最大の8ゲーム差に開き、敗戦数の差はさらに開いて11差。最短25日に優勝へのマジックナンバーが点灯する状況で独走している。

【関連記事】ヤクルトニュース一覧