広島が延長11回に宇草の今季1号サヨナラ本塁打で阪神に連勝した。僅差の試合展開から初めてリードを許した延長10回は先頭坂倉が右翼席へ同点本塁打。効果的な1発で1カ月ぶりの連勝。敗れれば4位転落となる一戦をものにして、3位を死守した。佐々岡真司監督(54)の談話は以下の通り。

-最後、宇草選手が試合を決めた

佐々岡監督 坂倉にしろ、宇草にしろ、大きな1発になりました。

-6回から継投でつないだ

佐々岡監督 遠藤はちょっと球の質が落ちてきたという、こちらの判断で6回以降は継投に入りました。ケムナがもったいない1点。あとは栗林も森浦もつぎ込みながら、延長12回ということも考えて。松本も最初の入りは悪かったですけど、イニングまたぎの後は良かったと思いますし、プロ初勝利ということで本人の自信にしてもらいたい。

-打線は苦しみながらも5得点

佐々岡監督 一発というのは、うちのチームはそこまでという中で、つないでつないでチャンスをつくりながら(点を取っていく)。一応チャンスまではつくりながら(そこから1本出るかでないか)そこは紙一重だと思うし、形はできている。坂倉がチャンスで何回も回って。うちの5番ですし、信頼して出していますし、そこはしっかりと一発で返してくれた。

-1カ月ぶり2連勝

佐々岡監督 (前に)言ったように、先発がしっかり形をつくりながら、(打線が)つないで。細かいミスなどはありますけど、そこはまたしっかりと修正しながらやっていきたいと思います。

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