高卒ルーキーの日本ハム阪口楽(うた)内野手(19)がプロ初昇格した。右足蜂窩(ほうか)織炎のため、出場選手登録を抹消されたアリスメンディ・アルカンタラ内野手(30)に代わって、登録された。

試合前練習では稲田直人内野守備走塁コーチ(42)からノックの嵐を受けるなど、充実の汗を流した。試合はベンチスタートで、デビューの時を待つ。

岐阜第一からドラフト4位で入団し、今季はイースタン・リーグで39試合出場で打率1割3分9厘。高校時代は投手も務めたが、プロでは野手専念で三塁手や外野手として出場してきた。

これで今季は支配下登録されている野手34選手のうち、33選手が1軍昇格を果たした。残るは4月に腰椎椎間板ヘルニアで手術を受けてリハビリ中の五十幡亮太外野手(23)のみ。新庄剛志監督(50)は就任直後に自身のツイッターで「選手全員を1回はあの大歓声の1軍のグランドに立たせる事をここで約束します」と宣言。有言実行のシーズンとなっている。

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