阪神藤浪晋太郎投手(28)が先発し、6回2/3を投げ、2失点だった。今季最多115球を投げ、8奪三振、4四球の内容だった。

7回2死一、二塁から救援した岩田将貴投手(24)はソフトバンクの左打者、川村を空振り三振に仕留め、変則左腕としてワンポイント起用に応えた。

また、島本浩也投手(29)が1点リードの9回に登板。無失点で今季初セーブを挙げた。

打線は4回、井上広大外野手(20)の適時二塁打で同点に追いつき、板山祐太郎外野手(28)が決勝3ランを放った。

1軍復帰を目指すジェフリー・マルテ内野手(31)は、4打数1安打だった。

試合後の平田2軍監督の一問一答は以下の通り。

    ◇    ◇    ◇

-藤浪が先発

「まあ…、三振何個? フォアボールは? 4つ? 点を取った後のトップバッターのフォアボールやな。言い方悪いけど、そら、コロナでソフトバンクさんも若い子出てるんでね。欲を言うなら、三振8個も取って悪くはないんだけど、そういうトップバッターのフォアボールとか。あそこで岩田に交代させたというところはね、またフォアボール出して。岩田も投げさせないといけないという話はあったんでね。あったけど、どう見た?」

-変化球が多かった

「それはあれとして。やっぱ、リチャードにも真っすぐを捉えられるやん。あれをやはり、ファウルにできるとか。なかなかリチャードも1軍クラスやから。まあ、そういうところでは悪くはないけど。もっと俺らは上の目で見ているんでね」

-115球を投げた。100球がメドだったのか

「いやいや、そんなことないよ。今日は球数制限ない」

-井上が打ち方を変えていた

「ノーステップで打ったり、よう見てるな。いつもホームランを打った後に3、4試合ダメなんだけど。昨日も4タコでどうかなと思ったけど。(相手先発の高橋礼は)アンダースローだし、ちょっとノーステップにして打ったり。いろんなこと試行錯誤しながら、なんとかレベル上げるようにやってる。毎日が工夫だ。ピッチャー毎日変わるんだもん。自分で対応していかないとダメなんで。そういう点では2本目のレフトへのツーベースとか素晴らしいし。あいつ夏場好きなんでね。力つけていかないとあかんな」

-板山が好調

「板山は、ずーっといい。昨日な、ファーストのヘッドスライディングといいさ。ここ一番のあのスリーラン。効いたよ! 板山はここのところ打率もいいでしょ。去年は後半、上に上がったけど。上でやるんだというね、そういう意欲、感じるよ。中堅クラスがこうやって、板山だの江越だのさ。陽川だの原口は今日から出たけど。そういったところが姿勢を見せてくれる」

-マルテの状態は

「明日出て、由宇にも連れていく予定よ」

-足は

「あれが全力疾走でしょ。だいたいあんなもんでしょ、驚かない」

-島本が締めた

「マウンドでの落ち着き、ちょっと違うわね。どの球でもストライク取れる、勝負できる。こういったプレッシャーのある。ファームでも1点差ってプレッシャーやからね。ああいうところでどんどん投げていけば、もっともっと球のキレは(出てくる)。本来の(キレに比べて)まだまだと思う。だいぶ戻ってきてるけど、いい時の島本はもっとキレがいい。今日はしかし、(2番手の)岩田やで。あそこでな、三振。これも今月育成、支配下になるのはチャンスなので。こうやって積み上げて。8月、9月になるとピッチャーいるのでね。素晴らしい投球で、今日のポイントは岩田だよ。そういうところ。今日は1軍の記事がないから大変だ。明日森木やから、明日、どーんといけるようにね」

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