中日は故障などで主力を欠く打線は1点を取るのが精いっぱいで、DeNAに本拠地6戦全敗となった。

立浪監督は「オーダー的には苦しいところがあるが、結果的にあの1点で終わったのが」と厳しい表情。3番後藤、5番ワカマツの新戦力布陣も力不足は否めず、初回の無死満塁もビシエドの犠飛による1点止まりだった。デビュー2戦目のワカマツは脇腹の違和感を訴え、3回から交代と苦境はさらに続きそうだ。

▽中日谷元圭介(史上104人目の500試合登板)「今まで起用してくださった監督、コーチ、体のメンテナンスをしてくれたトレーナーの方、野手の方、応援してくれたファンの方のおかげで、500試合を投げ切ることができました。携わってくれた方すべてに感謝したいです」

▼通算=谷元(中日) 18日のDeNA11回戦(バンテリンドーム)の9回にリリーフ登板して達成。プロ野球104人目。初登板は日本ハム時代の09年4月4日の楽天2回戦(札幌ドーム)。

○…2年目の高橋宏が7回3安打2失点で4敗目を喫した。自己最多を更新する毎回12三振を奪う力投も3回、佐野に痛恨の逆転2ランを浴びた。初球152キロの直球を打ち返された右腕は「佐野選手に失投を打たれて流れを相手に渡してしまいました。しっかり反省したい」と悔しそうに振り返った。登板間隔を空けながら、好投を続けるが、3つ目の白星は4月から遠ざかったままだ。