首位ヤクルトの連勝が2で止まった。2位DeNAが阪神に敗れたため、勝てば優勝マジック「43」が再点灯するところだったが、終盤に3被弾で逆転を許した。

先発の小川泰弘投手(32)は7回を7安打無失点に抑えてゲームをつくった。6回まで毎回走者を出したが、2度の併殺打などでピンチを脱した。

打線は序盤から援護した。1回1死から元山飛優内野手(23)と坂口智隆外野手(38)の連続二塁打で1点。2回は2死一、二塁から山崎晃大朗外野手(28)が左前打で2点目を追加した。坂口は今季初の3番起用に応え「『絶対に躍動してやるんだ』という強い気持ちで打席に入りました。追い込まれていたので最低限、ランナーを進めようと思った」と話した。

しかし終盤に救援陣がつかまった。8回に2番手で登板した梅野雄吾投手(23)は、2死一塁から秋山翔吾外野手(34)に同点の2号2ランを被弾。直前に自身の失策で出塁を許した村上宗隆内野手(22)は肩を落とした。

さらに9回、3番手のスコット・マクガフ投手(32)が2本塁打を浴びた。先頭の小園海斗内野手(22)に5号右中間ソロで勝ち越されると、1死一塁では松山竜平外野手(36)にも1号3ランを打たれてベンチに下がった。

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