大当たりや! 阪神の新外国人アデルリン・ロドリゲス内野手(30=パドレス3A)が、2試合連続のタイムリーで貴重な追加点を挙げた。

1点リードの8回1死一、三塁。DeNA平田から中前適時打を放った。一塁ベース上では両手を大きくたたき、ベンチに向かってポーズも決めた。接戦の終盤、ここぞの場面で仕事を果たし、甲子園のボルテージもマックスだ。

守備でも先発伊藤将をもり立てた。2点リードの4回表。DeNA先頭桑原の一塁線の当たりにグラブを伸ばし、倒れ込みながらキャッチ。ショートバウンドの難しい打球だったが、見事にすくい上げると、自らベースを踏んでアウトをもぎ取った。

オリックス時代の20年は、一塁手として38試合に出場し8失策。不安視されていた一塁守備で軽快な動きを見せ、周囲をひと安心させた。

4回裏先頭では、左腕今永の内角148キロを捉え、三遊間を破る左前打で出塁。2試合連続安打を決め、チーム加入後初のスタメン起用に応えていた。

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