ヤクルトが今季ワーストの22被安打で大敗。2連敗で優勝マジック再点灯を逃した。先発の原樹理投手(29)が1アウトしか奪えず、1回途中7安打6失点でKOされると、2番手以降も相手打線の勢いを止められなかった。打線は5回に2点を返し、6回には4番村上が33号ソロを放ったが、序盤の大量失点が重くのしかかった。それでも新型コロナウイルスから復帰した塩見と中村が代打で出場し、そのまま守備にも就いたのはプラス材料となった。試合後の高津臣吾監督(53)の主な一問一答は以下の通り。
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-先発の原が序盤から崩れる苦しい展開
そうですね。初回でね、完全に相手に勢いづかせてしまったっていう感じですね。
-原はここまで前半戦で活躍してきたが
ピシャッと完封してくれとは思ってなくて。5回で3点でも4点でもしのげたらなんとか勝負になるんじゃないか、相手は森下投手ですけど、なんとか勝負になるんじゃないかなと思ってみてたんですけど。これじゃ、なかなか打つほうも難しかったと思いますね。
-内山壮のリード面は
ちょっと今日は苦しんだのかなと思います。いろいろバッテリーコーチとピッチングコーチと先発の樹理と勉強して今日に挑んだと思うんですけど、なかなか構えたところに来なかったので。しんどかったんじゃないかと。
-打線は0点では終わらなかった。村上にも1発が出たが
すごく難しかったと思います。あの点差をしっかり集中して追い掛けるのはなかなか難しいこと。ただ大事な1打席であり、大事なゲームでありということは、おろそかにせずに、しっかり打席に立ってくれたんじゃないかと思います。
-明日はオールスター前の最終戦。いい形で終わりたい
そうですね。非常に悔しい思いをした今日なので。なんとかしたいですね。このまま終わりたくないですね。はい。
-秋山が加入してからの広島打線は
もちろん、いいバッターなので。すごく抑えるのは難しいですね。やはりその前後というところが生きてきますし、これだけ2試合で打たれたわけですから。何か間違いがあり、何か失敗があるんだと思います。
-中村、塩見の復帰は明るい材料になる
そうですね。ちょっとしんどいですけど、徐々に体を慣らして、早くベストな状態に持ってって欲しいなと思います。