日本野球機構(NPB)は25日、「マイナビオールスターゲーム2022」(26日=ペイペイドーム、27日=松山)の補充選手として、阪神から岩崎優投手(31)と伊藤将司投手(26)を選出したことを発表した。故障や新型コロナウイルス陽性など辞退選手が続出した影響で、追加での招集となった。

ファン投票で選出された昨季に続き2年連続2度目の出場となった岩崎は「去年とは違った形(の選出)ですけど、精いっぱい頑張りたいなと思います」と気合。対戦したい打者には西武山川の名前を挙げ「パ・リーグでたくさんホームランを打ってますし、同世代ということもあって、対戦してみたい」と心待ちにした。

初出場となる2年目の伊藤将は「選ばれてうれしいです。自分の制球力をファンの方々に見てもらいたい」と意気込んだ。対戦したい相手はオリックス宗を指名。高校時代は伊藤将が横浜、宗が横浜隼人に在籍。伊藤将は「同学年で一緒に戦ったので、また対戦したいと思いました」と闘志を燃やした。

これで阪神はファン投票の青柳晃洋投手(28)、湯浅京己投手(23)、佐藤輝明内野手(23)、近本光司外野手(27)の4選手、監督推薦の大山悠輔内野手(27)、中野拓夢内野手(26)の2選手に加え、岩崎、伊藤将の8選手が球宴に出場することが決まった。