全パのオリックス山本由伸投手(23)とロッテ佐々木朗希投手(20)が、ニュース番組「報道ステーション」(テレビ朝日系)に生出演した。

スポーツコーナーで、球宴後のペイペイドームから登場。3年ぶりの入場制限がない球宴に、山本は「やっぱり満員の球場で試合をするのは気持ちいいと思いました。お祭りっぽさがすごく好きです」と語った。

番組では、12年岩手で行われた球宴でカメラに向かってピースサインを繰り返す当時10歳の佐々木朗の姿が放送された。佐々木朗は「このときは(球宴出場が)夢にも思っていなかったと思うので、こうして選手としてオールスターに出られてうれしく思います」と笑顔だった。

その後、球宴のハイライトを見ながら振り返り。佐々木朗が三塁コーチに入った6回2死一、二塁で、打者ソフトバンク・グラシアルに呼び出された場面が映し出された。「サイン出してと言われたので、出したら呼ばれて。『バント?』と聞かれました」と明かした。

7回表終了後には、ベンチ横のテレビカメラに西武山川と並んで登場。山川からスケッチブックで「お前…俺の許可なしであいみょんと対談してたな?」「「白井球審と仲直りして!」」とイジられた。打ち合わせしていたかという質問に「はい…」と苦笑しながら打ち明けた。

その後の大リーグ・エンゼルス大谷翔平投手のニュースにも続けて出演。メジャーリーグにはどのような思いを持っているかという“直球質問”に山本は「あのー…。そうですね、あのー…。すごい答えづらいですけど…」とタジタジ。「憧れはもちろんあります」と答えた。佐々木朗も「すごい選手が集まっている場所なので、すごく憧れの舞台です」。行ってみたいかとたたみかけられると「そうですね…。はい」と笑った。

思わぬ質問に、“置きにいった”回答。大越健介キャスターは「真っ向勝負とはいきませんでした」と番組を締めた。