中日新外国人のペドロ・レビーラ内野手(23)が豪快な1発デビューを飾った。

0-0で迎えた5回、アンダーソンの130キロ変化球をとらえると打球は軽々と左翼スタンドへ消えた。

「打ったボールはカーブかな。完璧だね。最高の気分だよ。次も打てるように頑張るだけだね」と興奮気味に衝撃デビューを振り返った。

直近のキューバリーグで本塁打王となり、6月に育成契約で入団。27日にガルシアとともに支配下登録された。29日にガルシアが「6番・左翼」でデビューして初安打をマーク。外国人枠の関係で2人は交互にベンチ入りとなるため、レビーラはこの試合から出場選手登録。「6番・左翼」でスタートし、第1打席は強い打球の二ゴロ併殺に終わったが、キューバリーグ74試合で26本塁打のパワーが2打席目にさく裂した。

◆ペドロ・レビーラ 1999年3月23日、キューバ共和国生まれ。19年にキューバ国内リーグのグアンタナモと契約。21-22年シーズンは74試合に出場し、打率3割1分3厘、26本塁打、55打点で本塁打王のタイトルを獲得。22年6月に育成選手として中日入り。同年7月27日に支配下選手登録された。U-23キューバ代表。175センチ、100キロ。右投げ右打ち。

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