8月6日の1軍広島戦(マツダスタジアム)先発が濃厚となっている阪神藤浪晋太郎投手(28)がウエスタン・リーグ広島戦(丸亀)に先発。4回3安打1失点と力投した。

初回に160キロを2球計測するなどエンジン全開の立ち上がり。2回以降は150キロ台中盤の直球と変化球で緩急を操り、3回まで無失点。4回2死から末包に左越えのソロ1発を浴びたが、最少失点で切り抜けた。5つの三振を奪い、四球は1つ。次回登板を見据え、球数73球でマウンドを降りた。

右肘手術から今季復活し、30日のヤクルト戦に先発した才木について金村投手コーチは「基本的にちょっと中6日は考えてない。間隔を空けてあげながら投げさせるのが今の彼のベストなのかなと」と説明。藤浪とともに昇格候補だった桐敷、秋山、村上が30日に新型コロナの陽性判定を受けたこともあり、2軍で先発調整を続けていた右腕にチャンスが巡ってきた。

藤浪は今季2軍戦では9試合に登板し、4勝1敗、防御率1・77と安定感抜群。4月8日広島戦(甲子園)以来、約4カ月ぶりとなる今季4度目の1軍先発マウンドへ。今季初勝利を目指す背番号19が、準備を整えた。

 

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