ロッテが大敗した。先発した本前郁也投手(24)が3回9安打9失点と打ち込まれ、大勢が序盤に決してしまった。

本前は初回こそ無失点でしのいだものの、2回2死から9番炭谷に先制2ランを浴びた。3回は辰己のスクイズなどで2点を追加され、さらに2死から7番鈴木大、8番茂木、1番西川と右翼席への3本の本塁打を約4分間のうちにたたみかけられた。リリーフ陣が相次いで特例2022で抹消になり、先発投手には1イニングでも多く、1点でも失点が少ない投球が求められる状況だった。本前は「こういう形となり申し訳ないです」と声を落とした。

4回には2番手東妻がいきなり4番島内に被弾し、10失点目を喫した。5回を終えて荻野と中村奨が退き、楽天側も西川と浅村が5回で退く大差の展開に。井口資仁監督(47)は「(本前は)自分でよく分かってると思うので、僕からあえて何も言うことはないです。3回で決まってしまいましたし、前回もそれに近いような状態だったので。もう1度自分の内容を見直して立て直してほしいなと思います」と厳しかった。

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