張本勲氏（82）が7日、昨年末までレギュラーを務めたTBS系の人気情報番組「サンデーモーニング」（日曜午前8時）のスポーツコーナーに出演した。

2打席連続死球を受けたオリックス杉本裕太郎外野手（31）に直接なだめに行き謝罪した日本ハム新庄剛志監督（50）にあっぱれ！をあげた。

張本氏は「乱闘になるとみんな出てくるじゃないですか。（先発の）田中はわざと投げたんじゃないんですよ。コントロールが悪いんですよ。前の試合でも当てている。バッターは怒りますよ。ところが収まるのが新庄が相手に謝りに行っている、やった方が謝りに行っている。怒りようがない。昔、星野が文句言いに行って、突っかかってケンカになったことがある。これじゃ収まらない。そういう意味では、今まで乱闘を見てきたけれども、こういう収まり方は素晴らしい。みんな見習ってもらいたい」と絶賛した。

6日のオリックス対日本ハム戦で、先発した田中瑛斗投手（23）が1回に続いて3回にも死球を与えて杉本が激高した。杉本はマウンドへ歩みかけた後に一塁へ向かったが、両軍ベンチから選手らが飛び出し、一触即発ムードに。その中で新庄監督はゆっくりと杉本の元へ行き謝罪した。