ソフトバンク石川柊太投手(30)が「原点回帰」でチーム浮上の投球を誓った。

9日のロッテ戦(ZOZOマリン)に先発。今季3度目のロッテ戦登板だが「初心に戻って中継ぎのつもりで1イニング、1イニングをしっかり全力で投げたい」と気持ちを引き締めた。

投球スタイルを再確認した。前回2日の日本ハム戦(旭川)。6回110球を投げ3本塁打を浴びるなど7安打6失点で6敗目を喫した。「(打者を)かわそうとか、配球とかじゃなく、ボールの強度、ストライクゾーンでどれだけ勝負できるかが自分の良さ」。立ち上がりから全力で腕を振る覚悟だ。エース千賀、大関の先発陣が離脱。先発陣の苦しい台所事情も理解している。6連戦が続く8月は週アタマの「火曜日の男」として先陣を切る。ZOZOマリンでの練習を見守った斎藤投手コーチも「ボールに力が戻ってきている」と太鼓判を押した。首位浮上へ向け石川が「攻め」の投球に徹する。

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