日本ハムは11日、企業理念の「Sports Community」の実現を目指して行うSC活動(社会貢献活動)の産学連携事業「uniformics(ユニフォーミクス)」の第3期で完成したユニホームをお披露目した。

今回は函館市・柏野クラブスポーツ少年団の選手たちが、ユニホームをデザインした東海大学札幌キャンパス国際文化学部デザイン文化学科の東泰文さん(22)に、完成したユニホーム姿を初披露。記念撮影が行われる直前には、稲葉GM兼SCOがサプライズで登場した。稲葉GM兼SCOは「夢のあること。こういう機会がもっと増えてくれれば」と話した。

uniformicsは「デザインのチカラで野球振興」をコンセプトに、学童野球チームのロゴマーク、ユニホーム、キャップの意匠を、大学でデザインを学ぶ学生たちに創作してもらう企画。20年に活動開始を発表した。学生にはプロダクトデザインを体験する学びの機会を、野球をする子どもたちにはオリジナルデザインを新たに提供する「野球×デザイン×教育」のスポーツ振興事業となっている。