阪神は今季2度目の6連敗となった。0-4から追いついたが、同点の9回1死一、三塁で守護神岩崎優投手(31)が重盗を許して、勝ち越された。

両走者がスタートを切り、打席の木下拓哉(30)はバントの構え。岩崎の投球は梅野隆太郎捕手(31)のジャンプも届かないほど高く外れる“暴投”で、三塁走者のホームインを許した。記録上は本盗(重盗)となった。

矢野燿大監督(53)の一問一答は以下の通り。

-最後の場面はスクイズを察して外したのか

矢野監督 「それは俺にはちょっと分からんなあ。その可能性はあると思うけど」

-岩崎は1週間ぶりの登板だった

矢野監督 「悪くはないと思う。でも捉えられているということは、すごくいいということでもないのかな」

-岩崎は2回失敗が続いてしまったが今後は

矢野監督 「今終わったばっかりでそんな決められへん」

-ロハスが1発(同点3ラン)で空気を変えた

矢野監督 「本塁打しかないなというところで、しっかりした打撃をしてくれた。最近、いい形で打ってくれている」

-右打席で打った

矢野監督 「右でも左でも、打ってくれたらいい」

-失策が続いているのも気になる

矢野監督 「なんとかせなあかんね」

-井上を抜てきした

矢野監督 「もっと振っていってほしいね。俺も2軍に行ってそういう話をあいつにして、だいぶいい形になってきつつあるんだけど。やっぱりボールを見てボールを見て、というのではあいつの良さも出ないし、成長もないんで。そういう努力を本人もしているんだろうけど、1軍で何球も打てる球って来ないので、もっと打っていく姿勢というか、1球で仕留めるようにやっていかないと」

-来週は順調なら大山が帰ってくる

矢野監督 「帰って来たからって、10日間何もしてないのに、すぐに試合に復帰ってのはできひんやろ」

-ヤクルト、巨人と遠征が続く

矢野監督 「やるしかないよね、待ってくれないんで。頑張ります」