阪神才木浩人投手(24)が6回1/3を4安打1失点で勝ち投手の権利を得て、交代した。

2回は巨人先頭の中田に右前打、続く岡本和に四球と無死一、二塁のピンチを背負った。それでも、変化球を織り交ぜながらカウントをつくり、ウィーラー、大城をフォークで2者連続空振り三振。若林には四球を与え満塁としたが、最後はシューメーカーを一飛で抑えた。

3回から3イニング連続で3者凡退の安定した投球を披露。しかし4点リードの7回に岡本和からソロを浴び1点を献上。87球投げたところで途中交代を告げられ、マウンドを降りた。

「立ち上がりは少しバタバタとしてしまいましたが、3回以降はうまく修正しながら、落ち着いて投げることができたと思います。次回は、回を重ねても思ったところに投げ切れるように、今日の反省を生かしていきたいです」

このままチームが勝てば右腕は、18年5月27日の同戦(甲子園)以来1547日ぶりの巨人戦勝利。前回登板の11日DeNA戦では、6回2/3 4失点(自責3)と今季初黒星を喫していたが、この日は持ち味を出しきり、中継ぎへとバトンをつないだ。

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