日本ハムは3年ぶりの8連敗。試合後の新庄剛志監督(50)の主な一問一答は、以下の通り。

 

-振り返って

新庄監督 今、成長期、止まってるね。反抗期かな?ちょっと、グレ始めたね(笑い)。内野のああいうミスは、ピッチャーもガクンとくるし。キャッチボールですからね、ああいうのは。バッティングなしにしようかな、練習。いかに落ち着いてプレーするかっていう。

-最近守備のミスが続いている

新庄監督 多いっすね。慣れないポジションでも、そんなに難しいゴロじゃないし。焦りというか。エラー多いと勝てないよね、やっぱね。しかしソフトバンクさん、層厚いよね。こういうところで、ソフトバンクの若い子たちがレギュラーをつかんでいく。若い人がチャンスをものにしていく姿を見ると、よそのチームですけど楽しい。ダブル野村君とか谷川原君とか、生き生きしている。1打席凡打したら、すごい悔しがっていて。すごい伝わってくる。レギュラーが帰ってきても(ポジションを)渡さないって気持ちでやって欲しいですよね。大きなお世話?(笑い)。

-そういう時期が、このチームにもあった

新庄監督 あるある。でも、今は反抗期やね。ちょっと、かみ合っていないかな?

-走塁でもミスが多い

新庄監督 そうそう。3回の古川(裕大)君の走塁とか。打ってうれしいと思うけど、打ったらもう走者。あそこで二、三塁になるのと、一、三塁じゃ全然違うし。特に(中堅を守る)谷川原君は肩が強い選手なので、1人で投げてくるのは分かっている。それが準備。打ったら、走りながら(考えて)。ジョグ気味でもセカンドへ行けるプレーなので。

-オーバーランが小さくて二塁へ行けなかったか

新庄監督 小さかろうが大きかろうが全然、止まってでも行けますよ。(ボールが谷川原の)手を離れた瞬間、もう(送球が)高いので。

-先発伊藤の調子は

新庄監督 ミスからの、ああいう投球内容だったかもしれないし。でも、あそこでミスを防ぐぐらいの投手だから。切り替えてはいるだろうけど、切り替えられないっていうところもまた、成長していかないといけない。まだ2年目ですから。でも、関係ないか。1年目とか2年目とか。

-似たような投球が続いている

新庄監督 そうですね。それは見えますね。でも、向こうも生活を懸けて必死に打ちに来るので。向こうの選手たちもコーチたちも、一生懸命ミーティングして、伊藤君をなんとか打とうとしているんだから。そのさらに上に行くためには、裏をかいていかないと。何かコツというか、ああいう場面でも抑えるテクニックを身に付けている投手が今、代表とされている投手だと思うから。(伊藤は)その中に入り込める選手では、あると思う。申し訳ないですよね、最近ね。点差が開いて。まだ8回でも残ってくれているファンのみんながいて、勝ち負けよりも面白い試合を見せたいと思うんですけど、なかなかね。ちょっと喝を何かで入れて、面白い試合を見せたいと思います。

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