阪神藤浪晋太郎投手(28)が1428日ぶりとなる中日戦白星の権利を持って降板した。

走者を背負っても冷静なマウンドさばきを継続した。3点リードの3回1死一、二塁で3番阿部に中前適時打を浴びたが、1回1死二塁、5回2死三塁のピンチで無失点。7回を7奪三振5安打2四球で1失点。自身2連勝の権利を持ち、2点リードの状態でマウンドを降りた。

前回中日と対決した13日中日戦は7回1失点ながら黒星。それ以来となる中日小笠原との甲子園V腕対決で、きっちり試合を作った。

藤浪は前回20日巨人戦で7回1失点と好投し、491日ぶりの先発星、2328日ぶりのG倒星を手にした。試合前時点で2戦連続無四死球だった安定感をこの日もキープ。18年9月29日以来の中日戦白星が近づいてきた。