前日負傷交代の巨人中田翔内野手(33)が、第1打席で先制打を決めた。

1回1死一、三塁。広島大道の高め直球を中堅へ高々と打ち上げる犠飛。三塁走者の吉川は悠々と本塁に生還した。

 

■前日に膝を強打

中田は11試合ぶりの16号2ランを放った前日27日の同戦の8回2死満塁で、岡本和真内野手(26)が左翼への同点2点適時打を放った際、一塁から二塁を回ってオーバーランから二塁にヘッドスライディングで帰塁した際、膝を痛めて代走を送られていた。この日は試合前練習でも通常のメニューを消化するなど、問題なしをアピールしていた。

■打線に勢いを呼び込む

なお2死一塁で、5番岡本和が左中間へ適時二塁打。中田と岡本和の「ON」コンビで初回に2点を奪い、約2カ月ぶりの先発となる赤星優志投手(23)を援護した。

【ニッカン式スコア】28日の広島-巨人戦詳細スコア