楽天石井一久GM兼監督(48)が、新型コロナウイルス感染で離脱している選手たちの1軍復帰を慎重に見極めていく方針を明かした。

今月9日に陽性判定を受けた滝中瞭太投手(27)は、療養をへて、22日イースタン・リーグ巨人戦で実戦復帰。4回5安打無失点と好投した。指揮官は「1軍で投げてほしい。求めているけど、求めているところにいけるかというのは、状態をしっかり把握していかないといけない」と話す。実戦復帰は1つのステップ。登板後のコンディションや、本来の投球が戻ってきたのか、確認事項はまだある。

18日に体調不良を訴え、翌19日に感染が判明した辰己涼介外野手(25)はまだ復帰できず。時間はかかる見通し。石井GM兼監督は「日にちが空けば空くほど、体のリカバリーをしっかりしないといけないし、試合の中でも感覚のリカバリーをしないといけない。難しいところはある」。チームは優勝戦線に残る正念場が続いているが、万全な状態に回復してから、1軍に再合流となる。

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