DeNAの選手コラム「ハマスタ現場発」の第9回は、タイラー・オースティン外野手(30)。今季は4月に右肘の手術を受け、シーズン後半戦から1軍に昇格。8月2日広島戦(横浜)の8回に代打で登場すると、大きな拍手で迎えられた。結果は右飛だったが、今季初打席にスタンドは最高潮に盛り上がった。今回は特別版として、オースティンからファンへのメッセージをお届けします。

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あの時(8月2日広島戦の8回)、打席に立つまではかなり落ち着いた状態だったんですけど、打席に向かう途中に大歓声をいただいて、感極まりそうになりました。この声援に応えたいと思って、少し緊張しました。

この3年間、ベイスターズファンの皆さんから多くの声援をいただいてきましたが、あの瞬間は私の野球人生においても、一生忘れられない瞬間になったと思います。

私に限らず、ベイスターズの全選手にとって、ファンの支えはとても心強いです。皆さんがいなければ、私たちは野球をすることができないので、非常に感謝しています。多くのファンの皆さんのサポートが、日々のプレーにつながっていることを実感しています。

今シーズンも、ここまで多くの方に球場に足を運んでいただいて、感謝しています。今、チームはとてもいい位置にいます。残り試合、できれば満員のスタジアムの中でプレーできることを心待ちにしています。一緒に戦っていきましょう。(DeNA外野手)