楽天が6カード連続でカード初戦を落とした。

初回の攻撃で、浅村の24号ソロで先制。しかし先発滝中が、その裏に同点に追い付かれた。140キロ台前半の直球に、90キロ台のカーブで緩急をつけた。だが、2巡目から捉えられ3回に勝ち越しを許し、4回に3点差に突き放された。石井GM兼監督は「首位争いしているチームのブルペンだと、なかなか点取るのは難しい状況ではあった」と、相手の継投後はわずか1安打と追い上げムードはつくれなかった。

上位3チームがひしめき合う混パの状況。カード勝ち越しがAクラスに食い込む必須条件だ。大事なカード頭をとるため、5回以降継投策で食らい付いたが、6カード連続で初戦を落とし2連敗。これでソフトバンク、西武とは4・5差に突き放された。石井GM兼監督は「みんなでやっていくしかない。みんなで一戦取らないといけないと思います」と、総力戦を強調し次に目を向けた。