阪神ドラフト1位の森木大智投手(19)が10日のDeNA戦(横浜)でプロ2度目の1軍先発に臨む見込みとなった。2軍戦先発から中5日で9日の同戦に先発する可能性が浮上していたが、中6日で敵地のマウンドに上がるとみられる。この日1軍に再合流した森木はチャンスに「勝ってくれってことだと思う」と闘志を燃やした。

プロ初登板の8月28日中日戦(バンテリンドーム)は6回3失点で初黒星。「矢野さんも今年最後なので。(ドラフトで)取ってもらった分、いいピッチングで勝利に貢献したい。それはずっと思っていることなので成し遂げたいと思います」。CS争いで負けられない戦いが続く中での再びの抜てきに、結果で応える意気込みだ。

この日は甲子園で藤浪とキャッチボール。「やっぱり強いボールを投げられているので、ボールの強さというのは参考にはなりますね」と先輩との貴重な時間をかみしめた。5日に西勇が出場選手登録を抹消され、登板間隔を空けることから今回のチャンスが巡ってきた。強力打線相手に念願のプロ初勝利を目指すことになる。なお、9日の同カードは、中5日で藤浪が先発することが濃厚になった。

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