巨人の守護神大勢投手(23)が、イニングまたぎで9試合ぶりに失点し、プロ2敗目を喫した。同点の延長10回にマウンドに上がると、6球でDeNA打線を3者凡退に仕留めた。

さらに10回裏の攻撃中、ベンチ前でキャッチボールを始めると、プロ入り後初となるイニングまたぎで11回のマウンドに上がった。先頭の関根は3球三振で抑えるも、続く佐野への初球だった。中に入った153キロ直球を左中間席に運ばれ、決勝ソロを浴びた。打たれた瞬間、首をひねって両手を膝に置き、表情をしかめて悔しがった。

原監督は今カード前に「それ(最大2連投)が当たり前と思っていたら、小さな囲いの中で野球をやってるってことですよ。やっぱり太平洋に飛び出さなきゃさ」と新人守護神の3連投解禁を示唆していた。

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